ルネサンスからフランス革命にかけて、最もヨーロッパ文化が
華やかだった近世の時代、女性達が目指したのはグラマラス
なバストと細いウェスト。
そんな魅力的なボディラインのために貴婦人や淑女たちは涙
ぐましい努力の日々でした。
バストを豊かに見せ、ウェストを細くするために2人がかりでコ
ルセットを締め上げる!なんてことは日常茶飯事。
中には助骨を抜いて首の太さくらいのコルセットを着用してい
た、なんて逸話もあるくらいです。
そのせいか、パーティーや舞踏会では気絶したり卒倒する着
飾った女性が後を絶たず、プレイボーイは着付け薬としてポ
ケットにブランデーを忍ばせていました。
豊満なバストやくびれた腰・・・昔も今も美しいボディラインを目
指す乙女心は変わらないようです。
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